*

アトピー性皮膚炎への環境に関する要因

公開日: : 最終更新日:2015/10/26 アトピー性皮膚炎

<
h3>アレルゲンや刺激をさける

アトピー性皮膚炎は、遺伝的な要因であるアトピー素因のほかに、環境に関する要因が大きく関わっています。
一般にアレルギーは、ダニやハウスダスト、花粉、カビ、ホルムアルデヒドなど私たちの周囲を取り巻いているありふれた物質が原因となります。
アレルゲンの検査をすれば、体が何に対してアレルギーを持っているのかがわかりますので、検査をしてアレルゲンを特定し、効果的に取り除くようにします。

具体的な対策方法

掃除や換気、布団干しなどをこまめに行うことが必要です。
洗濯物も、洗剤がのこらないようによくすすぎ、日光に当てて、乾かす際は花粉やほこりの付着を防ぐようにします。
空気中のアレルゲンを体内に入れないという点では、マスクや空気清浄機も有効です。

食べ物にアレルギーがある場合は、摂取を避けます。
また、日常生活何気なく使っている洗剤やシャンプー、ボディーソープなどの刺激でアトピー性皮膚炎がひどくなる場合もあります。
洗剤はアレルギー性の要因でなくても、皮膚に刺激を与えるという点で注意する必要があります。
ベビーソープなどのできるだけ刺激の少ない洗浄剤を使うようにし、体を洗う際には決して擦ってはいけません。

熱すぎるお風呂も、皮膚を乾燥させるのでよくありません。
入浴後は必ず保湿し、ステロイドなどの薬物療法をしているときは忘れずに薬を塗りましょう。

肌着や衣服などが刺激になることもあるので、肌に当たる部分は柔らかく吸水性のよい生地のものを身につけましょう。
下着などはガーゼでできたものにすることをおすすめします。

アクセサリーやメガネ、腕時計などの金属にも、アトピー性皮膚炎の皮膚は過敏です。症状がひどいときはできるだけ着用を避けましょう。
それだけではなく、紫外線や暑さや寒さなどが刺激にもなる人もいます。

そのほかの大切なこと

アトピー性皮膚炎は、かきむしることやかゆさそのもの、見た目からくる偏見などで、それ自体がストレスになりますので、適切にかゆみをコントロールしていくことが必要です。

また、それ以外の精神的なストレスで増悪することもありますので、ストレスを取り除き、リラックスすることが大切です。
環境に関する要因は、アレルゲンとなることがわかっていても完璧に取り除くことは難しい場合もあります。
スキンケアや薬と併用する形でアトピー性皮膚炎の皮膚をいたわりましょう。

スポンサーリンク

関連記事

アトピー炎症後の色素沈着は取れるのか?

アトピー性皮膚炎の炎症がもとで起こる肌の色素沈着が治るかどうか。 これは誰でも、特に女性であれ

記事を読む

アトピー性皮膚炎に影響するフィラグリンとは?

フィラグリンとは皮膚を守る働きを持つタンパク質です。 肌の角質層を形成するのに不可欠なもので、

記事を読む

アトピー性皮膚炎:ステロイド外用剤の上手なぬり方

つらいアトピー性皮膚炎 アトピー性皮膚炎は、乳幼児に始まり、一部成人期まで持続するとのある湿疹

記事を読む

アトピーの炎症後の色素沈着はステロイド外用剤の副作用ではない

アトピー性皮膚炎の治療薬として広く使われているステロイド外用剤ですが、ステロイドに対し悪い印象を

記事を読む

アトピーと腸管粘膜の炎症との関係とは

近年の研究の結果で、アトピー性皮膚炎と胃腸のトラブルには関係があることが判明しています。 アレ

記事を読む

皮膚のバリア機能が低下している

アトピー性皮膚炎の皮膚はとてもデリケート アトピー性皮膚炎の人は、もともと皮膚のバリア機能がう

記事を読む

アトピー性皮膚炎に効くお茶

アトピー性皮膚炎の症状の改善につながるとされているお茶はいくつかありますが、その中の一つが「ルイ

記事を読む

アトピー性皮膚炎に優しい日本食

アトピー性皮膚炎の改善のためには自然の素材を使った食事が良いと言います。 できるだけ体に優しい

記事を読む

アトピー性皮膚炎と耳切れ

耳切れという皮膚疾患の症状があります。 これは、耳たぶの付け根が切れてしまう症状で、アトピー性

記事を読む

アトピー性皮膚炎への油の影響は

アトピー性皮膚炎には油が良くないと言われますが、なぜ油が悪いのか、体にどのような影響があるのかを

記事を読む

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

自然免疫と適応免疫

免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひ

→もっと見る

PAGE TOP ↑