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アトピー性皮膚炎と耳切れ

公開日: : 最終更新日:2015/10/28 アトピー性皮膚炎


耳切れという皮膚疾患の症状があります。
これは、耳たぶの付け根が切れてしまう症状で、アトピー性皮膚炎による乾燥が主な原因と言われています。
赤ちゃんの世代に多く、症状がひどくなると体液や血液が出ることもあるので、お母さんはとても驚いてしまうものです。

なぜ耳に症状が出る?

耳は空気によく触れる部分なので、乾燥した外気に常にさらされやすいのが特徴です。
また、赤ちゃんでも容易に手が届き、かきむしりやすいのも原因の一つと言えるでしょう。
また、皮膚が柔らかいので、一度症状が出ると治りにくい部分でもあります。

治療の基本は薬を丁寧に塗ること

アトピー性皮膚炎の乾燥による耳切れの治療の基本は皮膚を清潔に保ち、薬を丁寧に塗ることです。
皮膚の目立つ部分は薬の塗り忘れがほとんどありませんが、耳は少し見落としやすい部分です。
耳の皮膚の状態もしっかりとチェックし、乾燥している状態であれば薬を塗り、保湿してあげると良いでしょう。

症状が軽いうちにケアしたい疾患

耳切れは症状が軽めのうちに治療を開始し、しっかり薬を塗っていれば改善されていきます。
しかしながら、症状が悪化してからではなかなか治りにくい特徴を持っています。
お子さんが乾燥肌だったり、アトピー性皮膚炎の体質を持ったりしている場合は、耳の付け根の皮膚の状態を日頃からチェックしてあげると良いでしょう。
耳切れは季節に関係なく起こりますが、症例が多いのは空気が乾燥する秋冬ですので、より警戒が必要になるでしょう。

耳に強い刺激を与えないように注意する

耳切れの予防対策としては、乾燥させないこと、皮膚を清潔に保つことが大切ですが、耳の皮膚に刺激を与えないようにすることもポイントです。
着替えの際にいつも耳の付け根に服が引っかかる、締めつけるような帽子、おもちゃのイヤリングなど、刺激を与えるものはいくつもあります。
耳に触れるものは清潔に保ち、できるだけ刺激を与え続けないように工夫をして使うようにしましょう。

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