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アトピー性皮膚炎の保湿剤の働きと重要性

公開日: : 最終更新日:2015/11/29 アトピー性皮膚炎


アトピー性皮膚炎の治療のなかで有効なのが肌を乾燥させないように保湿剤を用いることです。
保湿剤と言ってもさまざまな種類があり、薬、ローション、クリーム、入浴剤などの形状があります。

アトピーの人は肌が乾燥しやすい

アトピーの症状が起きている部分はカサカサと乾燥しやすいのですが、アトピー体質の場合、肌の油分が少なく、もともと乾燥しやすい肌であるという特徴があります。
乾燥した肌をひっかくと、肌への刺激が白い線のように残ります。
乾燥した肌は刺激によって傷つきやすく、また、肌のバリア機能が低下します。

さまざまな保湿剤

医師に処方されるものは、アトピーの状態に合わせた薬の機能も持ち合わせた保湿剤です。
アドバイス通りに正しく使うことで、肌の保湿とアトピーの治療に効果的です。
アトピーの症状はとくに感じないが乾燥と痒みがあるなどの場合は、市販の薬用の保湿剤が効果を発揮するでしょう。
また、体を清潔にするときに使うボディソープや石鹸にも保湿効果のあるものがあります。
湯船に入れる入浴剤も、体を暖める効果とともに保湿の効果が高いものがあります。
シャワーのみの入浴よりも、リラックスできて保湿剤の効果も得られる湯船を使った入浴がおすすめです。
ただし、肌に直接触れるものなので刺激が少ないものを選び、肌がピリピリしたり乾燥を感じたりした場合には使用を中止してください。
また、入浴による症状の悪化が見られた場合は、使用した入浴剤や石鹸などをメモし、医師に相談すると良いでしょう。

肌に与えた成分をを逃さないための保湿

アトピーの治療にはスキンケアがとても重要です。
肌の乾燥を防ぐために与えた水分が逃げていっては意味がないので、市販のものであればさらりとしたローションよりも保湿効果の高いクリームタイプやミルクタイプを選ぶと良いでしょう。
病院の薬の場合、「多少ベタつきを感じるほどに塗りこむ」などアドバイスされることがありますが、これも肌の乾燥を防ぐための保湿効果を高めるためです。

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