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花粉症の目の検査でわかる事

公開日: : 最終更新日:2016/01/29 アレルギーの検査


季節性アレルギー性鼻炎である花粉症は、日本人のおよそ25%が発症していると言われるほど、わたしたちにとって身近なアレルギー症状のひとつです。
花粉症は病院で治療することができますが、その前に原因を特定するためにさまざまな検査が行われるのが一般的です。

ここでは花粉症の症状を見ていくとともに、花粉症の疑いがある人が受ける目の検査について詳しく解説します。

花粉症とは

花粉症は季節性の性質をもち、アレルギーの原因となる花粉の飛散がある時期にのみ症状があらわれます。

主なアレルゲンはヒノキやスギ、シラカンバ、ブタクサ、オオアワガエリ、カモガヤなどで、日本国内ではおよそ60種類の植物が花粉症の原因となると言われています。

特にスギ花粉による花粉症は非常に多く、花粉症患者のほとんどはスギ花粉によるものだと言われています。

日本ではスギが植えられた林が非常に広く、花粉の飛散もかなりの量になるとされているため、スギ花粉による花粉症にかかる人は多いのです。

主な症状は鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどの鼻にまつわる症状ですが、目の充血や涙、かゆみなどもともないます。

そのほかに下痢や熱っぽさ、皮膚のかゆみ、のどのかゆみなどが起こることもあります。

鼻づまりは血管を広げて鼻に蓋をするため、鼻水は浸入してきた異物を外に流し出すため、それぞれ防御反応としての症状が発症します。

花粉症が悪化すると全身倦怠感や頭重感、胃腸症状、食欲減退などの症状があらわれます。

花粉症はしばしば風邪と勘違いされますが、花粉症はくしゃみが連続して出ること、鼻水に色がなくさらさらと水っぽいこと、発熱やのどの痛みがともなわないことなどが風邪との違いです。

花粉症に1度でもなると毎年花粉の飛散が増加する時期に、同じような症状が見られるようになります。

その症状は、花粉の飛散量が増えれば増えるほど重症化します。

花粉症は重症化するとさまざまな合併症状が起こることもあるので、早い段階で治療を開始することが大切となります。

花粉症の目の検査

花粉症では血液検査や鼻の検査などいろいろな検査が行われますが、そのひとつが目の検査です。

眼脂や結膜を特殊なブラシを用いてとって、結膜や眼脂に含まれる好酸球の有無を確かめます。

ここで使用するブラシはブラッシュサイトロジーという、専用のものです。

眼脂というのはいわゆる目やにのことで、結膜は強膜とまぶたの内側の膜のことを言います。

好酸球というのは白血球のひとつで、体にアレルギー反応が生じると好酸球は増加します。

また、局所でアレルギー反応が生じると、その場所で好酸球が増えることもわかっています。

たとえば、アレルギー反応によって鼻水がでると、そのなかに好酸球が含まれているのが確認できるわけです。

花粉症では目の眼脂や結膜に好酸球が含まれることがあるため、それらを採取して顕微鏡で観察して好酸球の有無を確認します。

また、目に花粉成分が含まれる点眼をして、結膜炎を確かめる点眼誘発試験という検査もあります。

この検査は意図的に花粉症の症状を起こすものなので、陽性の場合は症状があらわれ少し辛い思いをするかもしれません。

こういった目の検査とほかの検査を組み合わせ、問診や診察などで得た情報をもとに、花粉症かどうかは診断されることになります。

花粉症は症状が悪化すると薬の効果が出にくくなりますが、軽いうちに適切な治療をすれば症状をコントロールしやすいということがわかっています。

そのため、さまざまな検査や診察を行って、原因やあらわれている症状を明確にすることは大切です。

目に関する症状は点眼薬が効きやすく、即効性もあるため、これを中心に治療を進めていくのが一般的です。

点眼薬にはいくつか種類があり、段階や症状に応じて変えることができるので、比較的早くコントロールできると言われています。

ただし、薬による悪影響などもあるので、定期的な検査は必要になります。

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