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自然免疫と適応免疫

公開日: : 最終更新日:2016/03/18 免疫


免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひとつに数えられます。
これらはそれぞれちがった役割や機能を持っており、わたしたちの体を守るために働いています。
2つの免疫は健康を維持するために、欠かせない要素だと言えます。

わたしたちの体は皮膚という防御機能によって、外部からの異物の侵入を防いでいます。
しかし、病原菌やウイルスなどの異物は、この防御機能を突破して体のなかへと侵入して、体に悪影響を及ぼします。
こういった抗原にはじめに対抗しようとするのが、自然免疫です。

自然免疫は生体内に常にあるバリア機能で、インターフェロンなどのたんぱく質、マクロファージやナチュラルキラー細胞などがこれに含まれます。
こういった物質は常に体のなかにある程度みられ、それぞれが機能しています。
その働きはさまざまで、たとえば細胞などを溶解して取り除く、あるいは抗体と一緒に細胞を攻撃します。
マクロファージは侵入してきた細胞を攻撃して、解体するという役割をもちます。
がん細胞は常に体内で生成されていますが、ナチュラルキラー細胞はこの細胞を攻撃します。

一方の適応免疫は、自然免疫が撃退できなかった強い細菌などを排除する役割を担います。
一般的に使用されている免疫という言葉は、この適応免疫を指していると思っていいでしょう。
適応免疫の機能では、自己と非自己の認識への免疫の特性が特徴的にみられます。
適応免疫は液性免疫と細胞性免疫の2種類に大きく分けることができます。
たとえばバクテリアが体に入り込もうとしたときに、それを撃退しようとするのが液性免疫です。
それに対してウイルスの侵入に対抗しようとするのが細胞性免疫で、キラーT細胞と呼ばれるものが対応使用とします。
ただし、ウイルスが入り込んできた際にも、それに対抗するための抗体は生成されます。
さらに免疫物質も関わってくるとなると免疫機構はやや複雑になりますが、基本的にはそれぞれが独自の役割を果たすことになります。

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