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気道免疫の働きや仕組み

公開日: : 最終更新日:2016/02/08 免疫


人間が呼吸をするときには、空気は鼻から入り込み、のど、器官、さらに左右に分岐する気管支を通って肺に流れ込みます。
こういった呼吸に関係する器官の総称として呼吸器と呼ばれます。
鼻から気管支までは空気を運ぶ働きをもち、気道と言います。
鼻からのどまでが上気道、気管から気管支までは下気道と呼ばれ、区別されます。
気管から気管支にかけての粘膜腺が存在します。
そこからは粘液が1日に100㎜リットル程度分泌され、吸気と一緒に入り込む埃や塵、細菌をつかまえます。

気道は外界と接触する臓器で、空気を吸い込むときに異物が取り込まれてしまいます。
しかし、気道粘膜はさまざまな働きをもち、異物による感染や気道炎症から体を保護しています。
気道の粘膜にはIgA抗体の放出に関係する粘膜下腺、IgA産生やリンパ球のホーミングに必要不可欠な気管支関連リンパ組織が存在します。

これらの気管が働くことで、免疫は機能して病原微生物を取り除こうとします。
病気になると咳や熱が出ることがありますが、これは免疫が活発に働いて病原微生物を撃退しようとしていると考えられます。
免疫が効果的に機能することで、ほとんどは気道に起こる軽度の炎症程度で済みます。
しかし、気道の炎症が悪化して呼吸器の防御機能では対処できなくなってしまった場合、もしくはストレスや病気によって免疫力が低下してしまう場合は注意が必要です。
そういった場合は病原微生物が上気道から下気道、さらには肺にまで侵入して感染し、肺炎などの病気が起こることもあります。

ウイルスが気道の粘膜の上皮細胞に感染すると、増殖が開始されます。
そうすると気道の粘膜関連リンパ組織や頸部リンパ節で特異的な免疫応答の誘導がスタートします。
そしてウイルスを取り除くための免疫反応が気道上で発生します。
この反応にはさまざまな細胞が関連しているということがわかっており、それぞれの細胞が働くことで免疫は機能すると言えます。

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