*

ナスアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

公開日: : 最終更新日:2015/07/09 食物アレルギー


近年さまざまな食べ物でアレルギー反応を起こし、好きなものを好きなように食べる楽しみが減りつつあります。

ナスもその中のひとつです。
ナスを食べることによって起きるアレルギーとはいったいどういうものなのか調べてみました。

ナスアレルギーのメカニズム

ナスやトマト、セロリ、果物などを食べるとアレルギーのような症状を起こす人がいます。

こういったアレルギーはナスなどに含まれているアレルゲンが、花粉症を引き起こすアレルゲンと非常に形が似ていることから、ナスを食べることで、自分の体質に合わない花粉が入ってきたと勘違いし、それを追い出そうとアレルギー症状を起こしてしまう口内アレルギー症候群と考えられています。

また、なすには仮性アレルゲンとなり、アレルギー症状を引き起こす可能性のある、アセチルコリンやチラミンといった物質も含まれており、アレルギーを引き起こしやすい食材であるといえます。

ナスアレルギーの症状

口腔アレルギー症候群の症状としては、食べてまもなく次の様な症状が現れます。
・口の周りや口腔内のかゆみ
・喉の腫れやイガイガ感
・蕁麻疹(じんましん)
・胃痛、吐き気、嘔吐、下痢
・気管支喘息のような激しい咳き込みや気管支喘息発作
などがあげられます。

また、ナスに含まれているアセチルコリンやチラミンなどの仮性アレルゲンが原因物質であった場合には、次のような症状があらわれることがあります。
・自律神経失調症のような症状、
・血圧の上昇による高血圧
・頭痛、動悸、顔面紅潮、発汗
・吐き気、嘔吐
など。

いずれにしても自分がナスアレルギーだということを知らずに食べ続けていると、症状が悪化し、命にかかわることもあるため注意が必要です。

なすアレルギーへの対策

食物アレルギーで注意したいのは、口腔アレルギー症候群であれ、仮性アレルゲンに対するアレルギーであれ、なすという食品だけに反応していないということです。

似たような構造を持つほかの食品に対してもアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、ナスにアレルギーを起こす場合には、どういった食品にアレルギーを起こしやすいのかを調べておく必要があります。

また、植物のアレルギーは食べてから比較的、短い時間で症状があらわれることが多いです。
放置しておくとアナフィラキシー症状を起こして、ときには命にかかわることもあるという点を頭に入れておきましょう。

症状は1時間から数時間程度で落ち着くときもありますが、万一症状が落ちつかなかったり、悪化したりするようなときは、迷わず救急車を呼んで応急処置をしてもらうことが大切です。

スポンサーリンク

関連記事

さつまいもアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

さつまいもは栄養価も高く、蒸したり茹でたりするだけでも食べられるので、赤ちゃんの離乳食に利用する

記事を読む

ししゃもアレルギーの特徴

ししゃもアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

アレルギーの原因 ししゃもアレルギーの原因は、ししゃもを体内に摂取する事によって引き起こるアレルギ

記事を読む

そばアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

近年、いろいろなものにアレルギー反応を起こす人が増えています。 その中でも厄介なのは食べ物のア

記事を読む

米アレルギー

米アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

米で起るアレルギーについて 日本人でお米を食べたことがない人はほぼいないのではないでしょうか?

記事を読む

大豆アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

ほかのアレルギー原因となる食品と同じように、豆に対するアレルギー反応が起きる場合があります。

記事を読む

長芋アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

食べると精力アップに繋がるなどすると言われている長いもですが、長芋もアレルギー症状を引き起こす場

記事を読む

ショートニングアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

ショートニングとは、主に植物の油を原料とした油脂の一種で、マーガリンをはじめとする多くの商品に用

記事を読む

イチゴアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

イチゴアレルギーとは、イチゴに対してアレルギー反応をみせることをいいます。 果物アレルギーの一

記事を読む

ローヤルゼリーアレルギー

ローヤルゼリーアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

ローヤルゼリーアレルギーについて みなさんはローヤルゼリーについて知っていますか? 実はロー

記事を読む

アルコールアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

アルコールにもアレルギーがあるのをご存知でしょうか。 アルコールアレルギーとは、アルコールが体

記事を読む

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

自然免疫と適応免疫

免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひ

→もっと見る

PAGE TOP ↑