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大豆アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

公開日: : 最終更新日:2015/08/04 食物アレルギー


ほかのアレルギー原因となる食品と同じように、豆に対するアレルギー反応が起きる場合があります。
豆のなかでも大豆アレルギーによって、なんらかの症状が起こる人は少なからずいます。
皮膚のかゆみや腫れ、赤み、じんましんなどの皮膚疾患のほか、悪化すると呼吸困難に陥ることもあるので注意が必要です。

大豆食品とアレルギー

大豆は日本人にとって身近な食材のひとつで、大豆をつかった食品は数多くあります。
大豆アレルギーには大豆を原材料として用いた食品を口にして発症するもの、そしてカバノキ科の花粉症を抱える人が豆乳などを飲んで起きる、いわゆる口腔アレルギーの2種類があります。
最近は花粉症患者が年々増加傾向にあるため、口腔アレルギーの患者も増えてきていると言われています。
数ある大豆食品のなかで特にアレルギー反応が起きやすいのが、大豆そのもの、枝豆、おからなどです。
マーガリンや揚げ物、スナック菓子、チョコレート、きなこが続いて強く、豆腐や豆乳はアレルギー反応が出にくい傾向にあります。
もやしや醤油、味噌、納豆などは大豆食品のなかでもさらにアレルギーが出にくいと言われています。
醤油や味噌、納豆は発酵過程でアレルギー原因となる大豆たんぱくが分解されるため、アレルギーが出にくいというのがその理由です。
そのため、重度のアレルギーでなければ、こういったものは食べられることが多いと言われています。

味噌アレルギーの原因

多くの食物アレルギーは食品に含まれるたんぱく質が抗原となり、アレルギーをもつ人の血清に含まれる抗体と結びついて症状があらわれると言われています。
特定の食品に対してアレルギー反応が起こることが判明すると、多くは原因となるアレルゲンが含まれる食品すべてを取り除くことになります。
大豆アレルギーの場合は大豆そのものはもちろん、味噌や醤油、豆腐、納豆、大豆油などが除去の対象となります。

発酵食品とアレルギー

大豆アレルギーの場合、大豆を原材料とした食品全般を食べてはいけないということになりますが、アレルゲンの量は食品によって大きく異なります。
豆腐やきなこ、大豆そのものには、アレルゲンが多く含まれることがわかっています。
しかし、納豆や味噌、醤油などの発酵食品に含まれるアレルゲンの量はごくわずかだと言われています。
これは発酵過程で、アレルゲンとなるたんぱく質が分解されるからだと考えられています。
そのため、大豆アレルギーをもっている人でも、味噌であれば食べられるということは少なくないのです。

味噌アレルギーの対策

味噌によってアレルギー症状を起こすことはまれだと言えますが、なかには反応が起きる人もいます。
しかし、味噌は和食での使用頻度が高く、完全に取り除くのはかんたんではありません。
そういう場合におすすめなのが、大豆をつかわずに雑穀や米でつくられた味噌です。
大豆不使用のものを用いれば、アレルギーのリスクを軽減することができます。
アレルギー関係の食品を取り扱っている店舗を利用すれば入手しやすいので、そういったものを活用してみるといいでしょう。

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