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食物アレルギーの子供の給食への対応はどのようになっているのでしょうか?

公開日: : 最終更新日:2015/11/30 食物アレルギー


食物アレルギーによって、食べられないものがあるという子どもが増えています。

家庭だけで食事をするだけでも大変ですが、学校で給食などを食べる場合にも別メニューを用意しなければならないなど、対応が求められる状態です。

給食への対応は、どのようになっているのでしょうか。

文部科学省の対応

義務教育を管理している文部科学省では、学校での食物アレルギーによる事故防止のために、学校と調理場において食物アレルギー対応の基本的な考え方や、注意すべき事項を指示した指針を作成しています。

これは、食物アレルギーに対応に関するマニュアルなどが作成されるための参考となるよう、作成されたものです。

この指針を参考に、各教育委員会などは所管する学校や調理場における食物アレルギー対応の方針を定めます。

なお、各学校と共同調理場においては、指針と学校設備者が定める方針を踏まえて、学校内や調理場における対応マニュアルを整備して、安全な給食が提供されるようになっているのです。

具体的な学校の対応

文部科学省が各都道府県知事をはじめ、教育委員会や付属学校を置く国立大学法人にあてた、学校給食における食物アレルギーの対応についての文章には、具体的な対応が記されています。

一部を紹介しますと、アレルギーを考慮した献立の作成があります。

食材の原材料表示や、誰が見ても分かりやすい献立表の作成実施に努めることと記されています。

また、調理員だけでなく管理職や教諭、養護教諭までアレルギー対策の研究会などを実施し、アレルギー対策に関して一定の質を確保することが提案されています。

これは学校単位で校内での研修を実施するほか、関連した研修会への参加や講師の派遣を協力する旨が書かれています。

そして、緊急時の体制整備とともに保護者との連帯が記されているのです。

学校側で給食に細心の注意を払うことはもちろんですが、保護者からの協力は欠かせません。

お子さんの通っている学校が、アレルギー対策にどのように取り組んでいるのか、まずは保護者が関心を寄せることが必要ではないでしょうか。

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