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食物アレルギーに耐性化しやすい食品としにくい食品

公開日: : 最終更新日:2015/12/16 食物アレルギー

食物アレルギーを発症する年齢は、小さな子どもに多いとされています。

実は0歳児が一番多く、年齢を経るごとにアレルギーの原因となる食物は増えていきますが、体質も変わりこれまで
アレルギーを引き起こしてきた食物には反応しづらくなるというのです。

こうした耐性化がみられる食品もあれば、そうでない食品もあるとされています。

耐性化しやすい食品としにくい食品には、どのような違いがあるのでしょうか。

耐性化しやすい食品

年齢と共に耐性化しやすい食品には、卵や牛乳、小麦、大豆があります。

これらの食品には、年齢を経るとともに摂取してもアレルギーが誘発されなくなる耐性化が見られるのです。

耐性化しやすい食品とは、年齢を経るとともにその食品に対する耐性が体の中で整うということでもあります。

たとえば、消化器官や免疫機能が発達するためなど、成長により各種機能が強く丈夫になっていくからでしょう。

耐性化しにくい食品

一方で、耐性化しにくい食品にはピーナッツやナッツ類、甲殻類、魚、ゴマなどがあげられます。

これらの食品は、年利を経てもアレルギーの寛解を得にくいとされているのです。

さらに、蕎麦や果物類といったものが加わると、年長児から成人の発症が多く耐性化しにくいことが分かっています。

現在は食物アレルギーを治療するために、対象となる食物を医師の管理下のもとに少量ずつ摂取する治療が行われています。

しかしながら、この経口免疫療法はすぐに治療を開始できるものではありません。

アレルゲンが確定してから、耐性化しやすい食品としにくい食品で開始が違ってくるのです。

耐性化しやすい卵、牛乳、小麦では12から18か月後に治療を開始することができます。

けれども大豆では1年後、ピーナッツやナッツ、魚では3年後に治療を開始することが多いのです。

これは、食物アレルギーの反応で最も重度とされるアナフィラキシーなどが発症することを予防するためでもあります。

個人差が大きいことですから、専門機関での治療を受けることをおすすめします。

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