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トロポミオシン アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

公開日: : 最終更新日:2015/06/16 食物アレルギー


トロポミオシンアレルギーといっても聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
簡単に言えばかにやエビなどの甲殻類を食べることによって起こる甲殻アレルギーのことです。
ここではこの、聞きなれないトロポミオシンアレルギーについてまとめていきます。

トロポミオシンアレルギーの原因やメカニズム

エビやかにを食べてアレルギー反応が出たという人はいませんか?
そのときのアレルギー反応の多くがトロポミオシンアレルギーと呼ばれるアレルギー反応です。
エビやかにだけでなく多くの魚介類にも含まれている成分なので、トロポミオシンアレルギーと診断されたらそれを含んだ食べ物は避ける必要があります。
魚介類に多いトロポミオシンという物質がアレルゲンとなって身体に入り込むことによって、体の免疫細胞が異物と認識し、体内から追い出そうとするためにアレルギー反応が起きるのです。

トロポミオシンアレルギーの症状

トロポミオシンのアレルギー症状の特徴としては、原因となる食べ物を食べたあと約1時間という、比較的短時間で発症することが多い点です。
蕁麻疹(じんましん)、皮膚や粘膜の腫れなどから、唇や喉、耳や目などが腫れてくる人ともいます。
また、アナフィラキシーショック症状を起こしやすいアレルギーといわれているため注意が必要です。

トロポミオシンアレルギーの対策法

甲殻類や魚介類に多く含まれているトロポミオシンは、加熱しても成分が変質しないのが特徴です。
そのため、加熱し手から食べたからといって、症状が軽くなるわけではないので注意が必要です。
原因とされているエビやかになどの甲殻類だけでなく、トロポミオシンが含まれているエキスなどを使った商品はすべてアレルギー反応を起こすことがあるのでなるべく食べないようにしましょう。
しかし、どの食品にどんな風に含まれているかまでなかなかわからないものです。
中にはスナック菓子など、魚とはまったく関係のないような製品に含まれていることもあるので、完全に避けるというのは非常に難しいでしょう。
万が一食べてしまった場合は症状の出方に気をつけてください。
アナフィラキシーが起きたらすぐに救急車を呼んでください。
器官などが腫れて封鎖され、呼吸困難に陥ってしまうことによって、命にかかわることもあります。
救急車で搬送する場合にはトロポミオシンアレルギーを持っていることをしっかりと告げてください。
診断や搬送先の判断基準になることがあります。
また、普段から何かしらの症状が出ている人はアナフィラキシーが起きたときに備えて、アドレナリンやエビペンなど、アナフィラキシーを一時的に抑える薬を常備しておくといいでしょう。
アレルギーを持っている場合、病院で治療を受けても症状が出なくなるまでには時間がかかります。
自分でできる対策なども並行して講じていくことで、症状をある程度軽減させることができます。

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