*

成人喘息は完治する事はあるのか?

公開日: : 最終更新日:2015/10/25 アレルギー性喘息


喘息は子どものかかる病気のイメージが強く、また子どもの頃に患ってしまい、大人になっても困ってしまうイメージがあるでしょう。

しかしながら、喘息は大人になってから急に発症することもあり、これまで喘息に悩まなかった方でも完全に安心しきることはできません。

大人になってから突然に喘息の症状が出ることを、成人喘息、または成人気管支喘息と呼んでいます。

成人喘息とは?

一般的イメージの強い幼少時からの喘息と比べその割合は低いものですが、年々大人の成人喘息の割合は増す傾向にあり、20代と成人以降に発症し、40代のような中高年になって急に喘息があらわれるケースも確認されています。

成人喘息のおもな原因は非アトピー型とされ、アレルギー反応を引き起こす原因物質を特定できず、風邪などの症状から、または日常生活で積み重なった疲労やストレスが発症に大きく関わっているともされています。

症状は喘息そのものですが、喘息経験がない方では風邪が長引いているだけと軽視する傾向があり、なかなか病院を訪れ治療に進まないこともあり、風邪でもなく息苦しさが続く場合は疑う余地があります。

成人喘息は完治するのか?

成人喘息の場合も、効果的な治療薬を用いることで症状を安定化させ、急な発作にも対処することが可能です。

完治に関しても普通の喘息と同じこと事がいえ、完治しない恐れもあり、一生付き合わなければならないこともあります。

ただし、前述したように効果的な治療薬の摂取により症状を限りなく抑えることができ、ほとんど症状が出ないまでに回復することは可能です。

成人喘息の場合は、大人になってからの急な発症のため、喘息に対する意識が薄い傾向があります。

そのため症状を見逃して治療を開始するのが遅れてしまうケースがあり、そうならないよう、急な発症もありえると理解し、なるべく早い治療を開始して回復を目指しましょう。

喘息は大人になったから患わないと安心できるものではありません。

息苦しくなることが必ず成人喘息とは限りませんが、違和感があったときは発症しているかもしれないという疑いをもって、早期に医師に相談しましょう。

スポンサーリンク

関連記事

喘息発作が起こりやすい時期・季節・天候を知ろう

突然に症状があらわれ呼吸困難の危険すらある喘息は、日常生活において非常に厄介なだけでなく、時には

記事を読む

抗アレルギー薬について

アレルギー性喘息:抗アレルギー薬の使い方のポイント、副作用

抗アレルギー薬は予防薬として、他の薬と組み合わせたりして使用されることが多い薬です。 つま

記事を読む

腹式呼吸で喘息のつらさを和らげる

喘息を患っていると、通常よりも呼吸が困難になります。 症状が悪化して呼吸がつらくなるほどの

記事を読む

ウイルス感染対策について

インフルエンザの感染に要注意!

喘息を抱えていると呼吸がつらい症状に悩まされることから、同じく呼吸を困難とする風邪、そしてインフ

記事を読む

アレルギー性喘息とは?発作の症状と対処について

アレルギー性喘息は命を落とすこともある 喘息は、重症、軽症を問わず、慢性の炎症による気管障害で

記事を読む

喘息をお持ちの妊婦さんは悪化に注意!

妊娠されている方は、ご自分だけでなくもう一つの大切な命を抱える重大な役割を担っています。

記事を読む

気管支拡張薬について

アレルギー性喘息:気管支拡張薬の使い方のポイント、副作用

気管支拡張剤とは、気管支平滑筋の収縮を緩めて気道を広げ、呼吸を楽にするのが目的の薬です。

記事を読む

アスピリン喘息の防止対策について

アスピリン喘息の防止対策について

アスピリンだけでなく、様々な非ステロイド剤により誘発されて起こるのが、アスピリン喘息と呼ばれるも

記事を読む

小児喘息の短期治療の可能性は?

小児喘息のお子さんを抱えている方は、喘息を患っている子どものことを十分に理解し、ご自身が喘息であ

記事を読む

運動誘発喘息の防止対策について

運動誘発喘息の防止対策について

運動などで体を激しく動かせば息が切れ、ゼーゼーと呼吸が荒くなってしまうのは正常な状態ですが、喘息

記事を読む

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

自然免疫と適応免疫

免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひ

→もっと見る

PAGE TOP ↑