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喘息の薬に、コントローラーとリリーバーとが有る理由は?

公開日: : 最終更新日:2015/11/04 アレルギー性喘息


喘息は呼吸困難を招き、命を落としてしまう危険すらある決して侮れない病気です。

現代では効果的な治療薬が登場して喘息の脅威から身を守ることが可能となっていますが、そのおもな治療薬として「長期管理薬(コントローラー)」と「発作治療薬(リリーバー)」の2種類があげられます。

この2種類の薬はそれぞれ重大な役割を担っており、その理由を簡単ではありますが以下でご紹介していくことにしましょう。

長期管理薬(コントローラー)

長期管理薬は毎日継続して摂取し、喘息の発作が起きないよう予防することを目的としている薬で、喘息をコントロールすることから“コントローラー”とも呼ばれています。

長期管理薬を日常で使用し続けることで喘息の改善が期待でき、炎症により気道が狭くなっている部位を広げて呼吸を楽にし、最悪の場合では呼吸困難に陥り死亡してしまう危険な状態を防ぐことが可能です。

薬に含まれる成分には、吸入ステロイド薬にβ2刺激薬を一緒にした配合剤、またテオフィリン徐放製剤、抗IgE抗体、ロイコトリエン受容体拮抗薬などがあります。

発作治療薬(リリーバー)

喘息の発作が起きてしまった、または発作が起きて危険な状態に陥るかもしれないというタイミングで使用する薬が、発作治療薬となります。

定期的に摂取する長期管理薬の場合は喘息をコントロールして安定化させるのが目的ですが、こちらではピンチに活躍するリリーフ的存在から、リリーバーとも呼ばれています。

効果は喘息により気道が狭まり呼吸困難となったところにサイクリックAMPという物質の増加を促し、筋肉を刺激して気管支を拡げることで危機から守ります。

薬に含まれる成分には、キサンチン系薬、β刺激薬、抗コリン薬などがあります。

このように、長期管理薬は喘息の発作が起きないよう毎日摂取し、発作治療薬で発作が起きてしまった場合の危機に対処するために摂取と、それぞれ大きな役割を担っています。

喘息は厄介な存在ですが、この2種類の管理と治療を促す喘息薬のお陰で、私たちは喘息から身を守ることができているのです。

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