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アレルギー性喘息とは?発作の症状と対処について

公開日: : アレルギー性喘息

アレルギー性喘息は命を落とすこともある

喘息は、重症、軽症を問わず、慢性の炎症による気管障害です。
発作がなく落ち着いているときでも、実際のところ患者の気管には炎症が起こっています。

この炎症は、発作を繰り返すことによって悪化し、難治化し、最悪の場合は死に至ります。
気をつけなければならないのは、重篤な症状を経て死亡するのではなく、軽症から突然死することもあり得るということです。

また、喘息発症の最大の原因としては、アレルギー体質を挙げることができます。
アレルギーを引き起こす対外物質は多々あり、カビやダニ、ホコリなどが代表的で、ハウスダストと呼ばれ室内においてとくに注意が必要なアレルゲンとされています。

成人の喘息の約半数がアレルギー型だと言われています。
気道の炎症は気管を過敏にして、わずかな刺激でも発作が出ることがあります。
喘息の人の気管は、そうでない人の100倍敏感だという研究結果もあります。

発作のとき、気道の気道平滑筋という筋肉が収縮することと、粘膜が剥離・脱落すること、そして粘液が大量にでることで気管が狭くなります。
ひどい発作の時は、その苦しさは、マラソンを限界で走ってる時の呼吸の感じと似ていると言われます。

アレルギー性喘息発作の症状と対処

小発作

軽い喘鳴(ぜんめい)や息苦しさはあるものの、横になる事はできる程度の症状の事を、喘息の小発作と言います。
家事や仕事、食事や睡眠など通常の生活は支障なく維持できます。
ただし、悪化する可能性も有りますので注意は必要です。

中発作

喘鳴(ぜんめい)や息苦しさが酷く、横になると酷くなるので、身体を起こした状態の方が楽にいられる。
家事や仕事、食事や睡眠など全てに支障をきたします。
発作薬を使用して、しばらく様子を見ても改善しない場合は、病院に行きましょう

大発作

喘息の発作時、苦しくて動けず、会話も困難な状態で横になって呼吸が出来ない。
重篤な場合、指先や唇が紫色に変色するチアノーゼと呼ばれる症状が現れ、最悪気道が塞がれ呼吸が停止するなど命の危険すら心配される状態です。
薬の服用・吸入と救急車など早急に医療機関へ受診してください。

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