*

アトピーと腸管粘膜の炎症との関係とは

公開日: : 最終更新日:2015/12/15 アトピー性皮膚炎


近年の研究の結果で、アトピー性皮膚炎と胃腸のトラブルには関係があることが判明しています。
アレルギー体質が原因でのかぶれ・痒みには胃腸の粘膜の傷を癒やすことが改善に繋がることが明らかになってきました。
花粉症も一種のアレルギー反応ですが、花粉症の改善に腸内環境を整えるヨーグルトが有効だと広まったことを覚えている人も多いでしょう。

アトピー体質の人は胃腸が弱い傾向にある

何らかの原因で腸粘膜に傷がつくと、そこから通常では入り込むことのない大きさのアレルギー物質が体内に吸収されます。
善玉菌を活性化させ、腸内環境を整えることでアトピーの症状が改善したというケースもあります。
近年の日本の食生活や生活環境の悪化、ストレスや運動不足などがもとで胃腸の機能が低下し、悪玉菌が元気になりやすいことも胃腸が傷つきやすい原因の一つと言われています。

便通を正常にすることで体内が元気になる

普段から便秘・下痢を繰り返している人は、腸内環境を整えることを目指しましょう。
特に便秘は、要らないものが体内に残っている状態なので注意が必要です。
腸の中に便がとどまり、腐り始めると毒ガスが発生し、血液の流れに乗って体内に広まることでアトピーやアレルギーの症状が悪化することもあります。
毒ガスが発生することで新鮮な血液が肌の働きを促すところに届かず、肌の代謝を落とす場合もあります。
その他、さまざまな病気の発症のきっかけになることが少なくありません。
外用剤などを用いた外からの治療とともに、体の内側もキレイにする意識を持ちましょう。

腸内環境を整える食べ物を摂り入れる

アレルギーのもととなる食物がある場合は充分に注意し、医師のアドバイスを受けながら腸内を整える働きのある食べ物を摂り入れてみましょう。
代表的なものはヨーグルトなどのビフィズス菌が多く含まれている食品です。
その他、青汁、野菜類、納豆、味噌なども効果があります。
食事以外ではストレスをためないことや、良い睡眠をとることもポイントとなります。

スポンサーリンク

関連記事

リアクティブ療法とプロアクティブ療法とは

アトピー性皮膚炎の治療の方法に「リアクティブ療法」と「プロアクティブ療法」があります。 この二

記事を読む

アトピー性皮膚炎へのプール(塩素)の影響は

アトピー性皮膚炎にとって、プールでの運動は実は相性の良い運動です。 皮膚につくホコリやチリを気

記事を読む

アトピー性皮膚炎の爪や甘皮への影響

爪の甘皮というと、おそらく女性であればあの部分だなとすぐにわかると思います。 爪の付け根に数ミ

記事を読む

アトピー性皮膚炎への油の影響は

アトピー性皮膚炎には油が良くないと言われますが、なぜ油が悪いのか、体にどのような影響があるのかを

記事を読む

アトピー性皮膚炎に温泉の効果は?

アトピー性皮膚炎など肌の疾患に温泉が良いというのは有名な話です。 しかしながら、実際にどのよう

記事を読む

アトピー性皮膚炎:ステロイド外用剤の上手なぬり方

つらいアトピー性皮膚炎 アトピー性皮膚炎は、乳幼児に始まり、一部成人期まで持続するとのある湿疹

記事を読む

アトピー炎症後の色素沈着は取れるのか?

アトピー性皮膚炎の炎症がもとで起こる肌の色素沈着が治るかどうか。 これは誰でも、特に女性であれ

記事を読む

乳幼児の湿疹とアトピー性皮膚炎

乳幼児の皮膚炎は小児科よりも皮膚科で アトピー性皮膚炎はもともと乳幼児に特有の病気だと考えられ

記事を読む

アトピー性皮膚炎へ電磁波の影響は

アトピー性皮膚炎と電磁波の関係については、まだまだ謎も多くはっきりと「関係があります」と判明して

記事を読む

アトピー性皮膚炎の保湿剤の働きと重要性

アトピー性皮膚炎の治療のなかで有効なのが肌を乾燥させないように保湿剤を用いることです。 保湿剤

記事を読む

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

自然免疫と適応免疫

免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひ

→もっと見る

PAGE TOP ↑