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ステロイド薬とプロトピック軟膏の併用

公開日: : 最終更新日:2015/12/22 アトピー性皮膚炎


アトピー治療の現場やアトピー患者の間で、プロトピックという薬が話題に登ることがあります。
プロトピックはアトピーの治療において有名なステロイドと併用することが条件の一つなのですが、中には詳しい知識を持たぬまま「ステロイドよりも安全」「ステロイドのように副作用がありません」と言っている医師もいます。
プロトピックとはどんな薬なのでしょうか。

プロトピックは比較的新しい薬

プロトピックがアトピーの治療薬として発売されたのは1999年で、今ではジェネリックもあるので最新の治療薬というわけでもありませんが、歴史は15年ほどと比較的新しい薬です。
ステロイドで患部の炎症を抑えた後に使うことで、アトピーの改善が期待できます。

プロトピックだけの安全性を強調するのは間違い

プロトピックはステロイドよりも安全だから良い、プロトピックはステロイドのような副作用が少ないと言われます。
これは確かにその通りで、ステロイドに見られる皮膚の収縮・多毛になるなどの副作用は見られません。
しかし、ひどい炎症を引き起こしている肌にそのまま塗ってしまうと、ちょっとしたことでも肌への大きな刺激となり、痛みや痒みを引き起こします。
これは、プロトピックの「正常な肌では吸収されにくい」という特徴が関係しています。
プロトピックは何らかの肌の異常がある場合に吸収される薬なので、炎症を抑えないままに塗ってしまうと薬が逆に刺激となってしまうのです。
これはプロトピックを正しく使わないことでの副作用とも言えるかもしれません。

プロトピックはステロイド剤で炎症を抑えてから使う薬

プロトピックの刺激を抑え、治療の効果を高めるためにはまず、ステロイドで炎症を抑えます。
このため、ステロイドより安全だから安心できるというのは間違いでもあります。
間違った使い方によるプロトピックの痛みは、人により悲鳴をあげるほどとも言われます。
正しい薬の知識を持った医師のもとで使用することがプロトピックでの治療の大きな鍵となります。

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