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アトピー炎症後の色素沈着は取れるのか?

公開日: : 最終更新日:2015/12/03 アトピー性皮膚炎


アトピー性皮膚炎の炎症がもとで起こる肌の色素沈着が治るかどうか。
これは誰でも、特に女性であれば美容面から見ても気にする人は多いでしょう。
結論から言えば、アトピーによる色素沈着は治る人と治らない人がいます。

炎症を起こした肌は少なからず色素沈着する

炎症による肌の色素沈着は、わかりやすく例えれば日焼け後の肌のようなものです。
しかし、日焼けした肌はいつの間にかもとの肌色に戻っています。
これは肌が正しくターンオーバーを繰り返している証拠です。
焼けた表皮がターンオーバーによって垢となり剥がれ落ちて、新しい肌組織が表面に出てきます。

色素沈着の回線のためにはアトピーの治療が必要

アトピー性皮膚炎の肌は通常の肌と比べ、新陳代謝やターンオーバーの働きが弱いと考えられています。
アトピーが長引くことで、せっかく代謝が行われても次の肌組織もアトピー肌になり、その結果炎症も続き、色素沈着も改善されないということです。
まずはしっかりとアトピー性皮膚炎を治療することに専念しましょう。

ステロイド外用剤は色素沈着の原因ではない

アトピー性皮膚炎を患う人の中には、肌の色素沈着はステロイドによるものと考えている人がいますが、これは大きな間違いです。
ステロイド外用剤を使わなければ色素沈着は起こらないというわけではありません。
肌が炎症を起こせば色素沈着は起こると考えるようにしましょう。
ステロイドは悪者だからと処方された薬を正しく使わずに症状が悪化、長引く結果になり、色素沈着が改善されないままになる恐れもあります。

色素沈着はシミとなって残る場合もある

日焼けの肌がもとに戻る人と、思うように戻らない人、シミになってしまう人がいるように、アトピー性皮膚炎による色素沈着がそのまま残ってしまう人もいます。
肌の代謝やターンオーバーもとても大きく関係しているので、加齢や不摂生、保湿などのスキンケアの不足がその事態を招くこともあります。
アトピー性皮膚炎の治療とともに、睡眠や食事の内容など生活の見直しもするようにしましょう。

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