*

大人のアトピーと子供のアトピーに違いがある?

公開日: : 最終更新日:2015/12/06 アトピー性皮膚炎


子供時代のアトピーと、成人してからのアトピーには違いがあります。
赤ちゃんや小児の頃のアトピーは比較的治りやすく、大人の場合は逆に治りにくいと言われます。
違いはどこにあるのでしょうか。

赤ちゃんの頃のアトピー

赤ちゃんは肌のバリア機能が完成しておらず、未熟なために肌への少しの刺激で湿疹などを起しやすくなっています。
大人では平気なよだれや、果物などの汁がもとでニキビができることもあります。
赤ちゃんの肌の異常を見つけると、すぐにアトピーになってしまったのではと心配する人も多いのですが、もともと肌への異常が表れやすい性質を持っていることを頭において、冷静に対処するようにしたいものです。
しかし、実際にアトピーを起こしている場合もあるので、湿疹や赤みが出ている部分がカサカサと乾燥している、または近親者にアトピー体質の人がいるなどの場合は、すみやかに医師の診察を受けましょう。
赤ちゃんの頃のアトピーは成長とともに体の機能が完成していくことで治癒することが珍しくありません。

子供時代のアトピー

赤ちゃんよりも成長した段階の子供のアトピーは、主に食物アレルギーが大きな原因となっていると言われます。
赤ちゃんの頃よりは体の機能も発達しているものの、未熟な状態なのでさまざまな食物にアレルギー反応を見せることがあるのです。
子供時代のアトピーも、成長するにつれて改善されていくことが多いのですが、長引いてしまうこともあるのできちんとした治療が必要です。

成人のアトピー

成人のアトピーは、赤ちゃんや子供の頃と違い、体の機能が充分に発達したあとのものなので治りにくく、長引きやすいと言われます。
主な原因としては食物ではなく、ハウスダストやダニ・チリなど環境から起こるもの、ホルモンバランスの乱れなどで起こるものなどなど多様です。
治りにくい原因として、もう一つ体の管理を自分でしていることも挙げられます。
子供時代は両親が薬や食事、生活時間の管理をしますが、大人になると自らの判断で夜更かしや不摂生が多くなりがちになること、
また仕事のスケジュールなどでうまく生活を整えられない場合があるのも、治りにくさに拍車をかけている場合があります。

スポンサーリンク

関連記事

リアクティブ療法とプロアクティブ療法とは

アトピー性皮膚炎の治療の方法に「リアクティブ療法」と「プロアクティブ療法」があります。 この二

記事を読む

アトピー性皮膚炎へ電磁波の影響は

アトピー性皮膚炎と電磁波の関係については、まだまだ謎も多くはっきりと「関係があります」と判明して

記事を読む

アトピー性皮膚炎への環境に関する要因

アレルゲンや刺激をさける アトピー性皮膚炎は、遺伝的な要因であるアトピー素因のほかに、環境に関する

記事を読む

アトピーの炎症後の色素沈着はステロイド外用剤の副作用ではない

アトピー性皮膚炎の治療薬として広く使われているステロイド外用剤ですが、ステロイドに対し悪い印象を

記事を読む

アトピー性皮膚炎に効くお茶

アトピー性皮膚炎の症状の改善につながるとされているお茶はいくつかありますが、その中の一つが「ルイ

記事を読む

アトピー性皮膚炎とはどんな病気?

アトピー性皮膚炎とはどんな病気? 激しいかゆみを伴う湿疹が繰り返しできるアトピー性皮膚炎とはど

記事を読む

アトピー性皮膚炎に優しい日本食

アトピー性皮膚炎の改善のためには自然の素材を使った食事が良いと言います。 できるだけ体に優しい

記事を読む

アトピーと腸管粘膜の炎症との関係とは

近年の研究の結果で、アトピー性皮膚炎と胃腸のトラブルには関係があることが判明しています。 アレ

記事を読む

アトピー性皮膚炎へのプール(塩素)の影響は

アトピー性皮膚炎にとって、プールでの運動は実は相性の良い運動です。 皮膚につくホコリやチリを気

記事を読む

アトピー性皮膚炎への油の影響は

アトピー性皮膚炎には油が良くないと言われますが、なぜ油が悪いのか、体にどのような影響があるのかを

記事を読む

水疱性類天疱瘡を詳細に:原因,症状,検査,治療など

水疱性類天疱瘡とは 水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいて

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

→もっと見る

PAGE TOP ↑