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自己免疫性視神経症の原因・症状・検査・治療について

公開日: : 自己免疫疾患

自己免疫性視神経症の原因

自己免疫性視神経症は目に生じる自己免疫疾患で、特に20~30代の女性に多いとされています。
自己免疫性視神経症は眼の視神経に対していくつかの自己抗体が生じて、攻撃されることで炎症状態となることを言います。
自己抗体標的となるのは、視神経を包む髄鞘にまで比較的広範囲におよびます。

自己抗体は抗カルジオリピン抗体や抗核抗体、抗S、S-A、B抗体、MPC-ANCA抗体のほか、いくつかの種類が確認されています。
眼球に入る視覚情報は、眼球からうしろに通る視神経を介して大脳の後頭葉の視覚中枢に投影されます。
しかし、眼球のうしろに位置する視神経が炎症状態となると、視神経がうまく機能しなくなってしまいます。
それがこの疾患で、球後視神経炎とも呼ばれます。

なぜ自己抗体が形成されるのかははっきりわかっていませんが、風邪などのウイルス感染が契機になっているという説があります。
しかし、なぜ視神経に対する抗体がつくられるのかといったことは解明にはいたっていません。

自己免疫性視神経症の症状

自己免疫性視神経症の多くは、片眼のみで進行すると言われています。
視力が低下し、眼球の深部に痛みが生じます。

はじめは片方の眼のみで症状は起こりますが、悪化すると両眼に症状があらわれるようになります。
さらに悪化すると、多発性硬化症が引き起こされることもあります。
多発性硬化症は中枢神経系の脱髄疾患に含まれる疾患です。

人間の神経活動は、神経細胞に生じた細い神経の線を伝達する電気活動によって行われます。
この神経の線がこわれないように髄鞘というもので包まれています。
この髄鞘が破壊されてなかの神経が出てしまうのが、脱髄疾患です。

この状態が斑状であらゆる場所に小事、病気の再発が繰り返されるのが多発性硬化症です。
国の難病指定の対象となっている疾患なので、自己免疫性視神経症によって多発性硬化症が起きないように早めに対処することが大切です。

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