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便秘と免疫力アップの関係とは?

公開日: : 免疫


毎日のお通じで、お腹はスッキリしているでしょうか?
とくに女性に多いのが、便秘の悩みです。
1日おきでしかお通じがない場合や、酷ければ1週間に1度出ればいいという人もいます。

便秘状態が続くと、体は重たく感じますし、頭痛や肌荒れを併発することもあります。
でも、たかが便秘。
これくらいの症状だから我慢できるので大丈夫!と思っていませんか。

実はその便秘が、体内の免疫力まで低下させているのです。

腸内環境が悪化していると便秘に

便秘が起こる状態というのは、腸内の環境がとても悪くなっている状態と換言することができます。
腸内の細菌が便をつkり出し、腸がぜん動運動することで便が外へと排出されます。

便には、水分や腸内細菌の死骸、消化された食べ物が含まれています。
また、体内の老廃物や有害物質も、まとめて便として排出します。

しかし、腸がうまく運動しなかったり、便を作るはたらき自体が弱まったりしていると、便秘になります。

便秘が及ぼす影響

便が長い時間腸内でためられることとなり、そのあいだに有害物質が新たに発生します。
有害なガスが出ることもあり、お腹が苦しく感じることも。
そして、やがてそれら有害物質が、体内に行き渡ってしまう恐れがあるのです。

有害物質が体内にめぐってしまった場合には、免疫細胞がそれを退治するために集中します。
すると、ほかの病原菌やウイルス、がん細胞に対する免疫力が低下してしまうのです。
それだけではありません。

便秘で体内に長時間便が滞在すると、腸内環境はさらに悪くなります。
食事で取り入れた栄養素を正常に吸収できず、栄養不足状態に。
すると、免疫細胞に必要な栄養素も足りなくなり、細胞が弱っていってしまうのです。

甘く見てはいけないのが便秘

便秘によって精神的にもイライラがつのれば、ストレスとなってホルモンバランスも崩してしまいます。
そうなると、免疫力を調節するホルモンも崩れ、体が病気に弱い状態になってしまうのです。

たかが便秘と思ってしまうのはとてもコワイこと。
あまりにひどい場合は医師に相談し、少しでも早く改善をしましょう。

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