*

お風呂と免疫力アップの関係とは?

公開日: : 免疫


ゆっくりと湯船に浸かって、数を100まで数える。
こんな風にたっぷりと入浴時間を取っている人は、少なくなってきました。
忙しければ忙しいほど、お風呂の時間ももったいなく感じてしまい、短く済ませる傾向があります。

そういった場合、毎日の疲れが取れなかったり、漠然とした体調不良を抱えやすかったりすることも。
そして、そのような状況のときほど、風邪をひいたり、小さな病気にかかったりするもの。
それは、免疫力の低下が原因なのです。

体温が知らない間に下がっている?

忙しい人ほど、お風呂にゆっくりと入ることはできず、シャワーで済ませてしまうことがあります。
もちろん、体の汚れや汗を落とすことに関しては、シャワーでも十分ですが、シャワーだけで済ませた場合は、体の「冷え」に繋がります。

体の表面は温かくなっても、シャワーでは体温が上がったとはいえません。
体の芯は冷たいままなのです。
体の冷えは、血管を縮ませ、老廃物の流れを悪くします。

同時に、免疫細胞が行き届くことも阻害してしまうのです。
また、体温が低い状態は、それだけで免疫力が下がります。
今までに比べると風邪をひきやすくなった、ちょっとした病気にかかりやすくなったと感じる場合は、体温が下がっているのかもしれません。

体温と免疫細胞の関係

お風呂にゆっくりと浸かると、体温が上昇します。
この時、40℃ほどの湯船に20分浸かることで、細胞が活性化します。
また、免疫細胞をはじめ、体内の様々な細胞が正常な状態へ回復します。

お風呂に入ったあとは、上昇した体温を保温することも大切です。
同時に水分補給も怠らないようにしましょう。
適切な体温で保温されるためには、水分が必要です。

お風呂はリラックスタイム

こうしてゆっくりとお風呂に入ることで、シャワーでは無理だった「体の芯から温める」ことができます。
体温自体をじんわりと上昇させるため、細胞が活性化するのです。

免疫細胞を活性化させ、傷ついた細胞を回復させるために必要なお風呂の時間。
毎日ゆっくり入るのは無理でも、週に2回ほどはお風呂の時間をつくっていくのが理想的です。

心身ともにリラックスする時間にもなるため、ストレス軽減にもなります。
ストレスをためないことも、免疫力アップに欠かせないことなのです。

スポンサーリンク

関連記事

気道免疫の働きや仕組み

人間が呼吸をするときには、空気は鼻から入り込み、のど、器官、さらに左右に分岐する気管支を通って肺

記事を読む

薬・抗生物質と免疫力アップの関係とは?

生きている中で、人はたくさんの病気を経験します。 病気を経験することで、体内に「抗体」がつくら

記事を読む

爪もみで免疫力アップ!即効で効果ありの方法です

食事など普段の生活を改善することで免疫力をアップできますが、仕事やプライベートが忙しいとつい不規

記事を読む

免疫力は健康の要です。免疫力についての基礎知識

免疫とは病気を免れることであり、体を守るために区別し排除する働きのことを免疫力といいます。 体

記事を読む

睡眠と免疫力アップの関係とは?

あらゆる病気の勝つための、体内でのはたらきが「免疫」です。 この免疫は、少しの生活習慣の変化で

記事を読む

レセプターとは

レセプターは細胞に存在し、細胞の外からもたらされるいろいろなシグナル分子を選択的に受容するたんぱ

記事を読む

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない細胞性免疫の2つがあります。 ここでは

記事を読む

便秘と免疫力アップの関係とは?

毎日のお通じで、お腹はスッキリしているでしょうか? とくに女性に多いのが、便秘の悩みです。

記事を読む

自然免疫と適応免疫

免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひとつに数えられます。 これらはそれぞれ

記事を読む

免疫力アップと運動との関係とは?

「運動は体に良い」というのはよく聞く話です。 でも一概に「運動は体に良い」とはいっても、色々と

記事を読む

水疱性類天疱瘡を詳細に:原因,症状,検査,治療など

水疱性類天疱瘡とは 水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいて

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

→もっと見る

PAGE TOP ↑