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麦アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

公開日: : 最終更新日:2015/08/05 食物アレルギー


麦アレルギーの中でも一番多いとされているのが、食材や日常生活の中で多用されている小麦に対するアレルギーです。
小麦アレルギーは、鶏卵や牛乳のアレルギーに次いで3番目に多い食物アレルギーといわれています。

また、麦に対する花粉症があるということも分かってきました。

麦に対する花粉症や、小麦や大麦などを摂取することによって起こる食物アレルギーもあります。

今回は、多様なアレルギー反応を示す麦について詳しくまとめていきたいと思います。

麦アレルギーについて

麦アレルギーと聞いて真っ先に思い当たるのは、小麦でできた商品を摂取したときに引き起こされる小麦アレルギーでしょう。

小麦アレルギーは鶏卵や牛乳に次いで、食物アレルギーを起こすといわれる三大アレルゲンのひとつなのです。

しかし、麦アレルギーはそれだけでは治まりません。
麦などのイネ科の食物の花粉を吸うことによって起こる花粉症症状や、数は少ないけれど大麦を食べることによってアレルギー症状を起こす人も。

同じ麦でもこのようにたくさんのアレルギー要素を持っているのです。

麦アレルギーの原因

大麦と小麦、同じ麦が付いているので同じ植物から作られたものと思われるかもしれませんが、もともとの種類が違います。

そのため、小麦アレルギーがあるからといって、大麦も制限しなければいけないということはありません。

しかし、小麦アレルギーがある人の中には、交差反応を起こすことによって大麦にも似たような症状を引き起こすことがあるので、小麦を食べるとなんとなく調子が悪くなるという人は、きちんと病院で大麦にもアレルギー症状を起こしやすい体質かどうかを調べてもらうことが大切です。

小麦アレルギーは小麦に含まれているグリアジン、とグルテニンというたんぱく質に版のを起こし、アレルギー症状が出ます。

大麦の場合はプロラミンというグルテンが入っていて、これがアレルゲンとなり、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。

小麦ほど症例は多くはありませんが、大麦のアレルギーの人も多いのです。

そのため、小麦アレルギーの人が必ず大麦アレルギーになるかといえばそうではないし、小麦アレルギーの人は確実に大麦アレルギーにならないのかといわれれば、大麦アレルギーを併発する人もいます。

また、近年では麦の花粉で花粉症様の症状を示す人も多くなってきています。

麦アレルギーの症状

小麦アレルギー、大麦アレルギー、麦花粉症などの症状がある場合、次のような症状が見られることがあります。

粉末にした麦や麦花粉を吸い込んだ場合

くしゃみや鼻水、鼻づまり、なみだ目や眼の充血、喘息などを引き起こします。

食物として摂取した場合

喉の奥の痛みや腫れ、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢などの胃腸症状が中心です。
時にはアナフィラキシー症状や蕁麻疹(じんましん)など全身症状になる危険もあるので注意が必要です。

麦畑に入ったり、小麦を原料とする玩具などに触れた場合

肌の赤みや湿疹、かぶれ、かゆみ、アトピー性皮膚炎などになることがあります。

小麦を摂取したあと運動することによってアレルギーを誘発する

食物依存性運動誘発アナフィラキシーとよばれ、強いアレルギー症状を引き起こすことがあります。

大麦アレルギーの予防法

まずは原因を確かめる

自分のアレルギーが、何が原因で起きているのかをしっかり確かめることが大切です。
その上で麦の花粉による花粉症の場合は花粉症対策を。
小麦や大麦を摂取することによって起こるアレルギーの場合はその対策を行なう必要性があります。

原因となる麦の制限をする

小麦や大麦の入った食品を食べると症状が出るという場合には、そういった成分の混ざった食べ物を制限することが必要となります。

少量でも症状がひどく出るようであれば完全除去、ちょっとかゆくなる程度など症状が軽い場合は少しずつ食べることによって身体を慣らしていく方法もあります。

麦を摂取した後、運動をすることで誘発されるアナフィラキシーは、摂取後運動をしなければ起きませんので、摂取後数時間安静にする必要があります。

花粉や粉末の吸引に注意する

麦の花粉の飛びやすい時期にはマスクや手洗い、うがい、洗顔などを行なうようにして花粉や粉末が鼻や口から入っていくのを防ぎましょう。

また、花粉症などの場合は外出したり、外に干した洗濯物などははたいてから家に入れたりします。
葉分や粉末が残っていると、それを吸引することで症状が出ることもあるからです。

麦畑が近くにある場合は窓などを開けておかないようにする、麦畑に入るときは完全に肌を覆う、うどんや小麦の粉末などで製品を作るときには吸い込まないように、マスクや手袋着用で作業をするようにしましょう。

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