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ヒスタミンアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

公開日: : 最終更新日:2015/09/25 食物アレルギー


魚を食べたあとに吐き気や腹痛で具合が悪くなった、体に痒みを感じたなど、もしかしてアレルギー?と思うようなケースがあります。
魚に対するアレルギーの可能性はもちろんあるのですが、ヒスタミンによる中毒症状の場合もあります。
ヒスタミンによる中毒症状では、魚アレルギーを起こした時と似たような症状が現れますが、「アレルギー」とは異なるものです。

ヒスタミンによるアレルギー?

ヒスタミンが原因で起こる症状はアレルギーとは違うもので、ヒスタミン中毒と呼ばれます。
原因となるのはマグロ、サンマなどの赤身の魚です。
これらの赤身の魚に含まれるヒスチジンという成分が、酵素の働きによってヒスタミンになり、それを食べることで中毒症状を起こすのです。
調理してから時間が経った魚を食べたり、腐りかけの食材を食べてしまうことが原因となって起こる可能性が高いと言われています。
極まれに、海中にいる時点でヒスタミンが付着している魚もいるようです。

ヒスタミン中毒の症状

食後1時間以内に、顔や体の赤み、痒み、蕁麻疹(じんましん)などが現れたり、吐き気や腹痛、下痢、めまいなどアレルギーとよく似た症状が現れます。
呼吸困難などの重い症状になる場合もあるので、油断は禁物です。

ヒスタミン中毒を防ぐには

まず、ヒスタミンが生成されにくい環境で魚を保存、調理しましょう。
新鮮なうちに調理し、調理したものは早めに頂きます。
調理したあとのものも冷蔵庫など低温の場所での保存が鉄則です。
干物、煮干しなども常温での保存よりは低温での保存がおすすめです。
ヒスタミンは一度生成されると加熱や冷凍などで壊れることがないので、生成される前に調理して食べてしまうのが一番の予防になります。

魚以外でヒスタミン中毒になる可能性のある食品は?

主に赤身の魚が原因となりますが、海外ではハムや鶏肉、チーズが原因となったケースもあります。
食品は新鮮なうちに、おいしく頂くようにしましょう。

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