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母乳アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

公開日: : 最終更新日:2015/09/03 食物アレルギー


母乳は栄養価が高く、赤ちゃんの成長するにあたって大切な役割を果たします。
しかし、母乳によってアレルギー反応を赤ちゃんが起こす場合があり、注意が必要となります。

母乳アレルギーの原因

母乳には母親が口にした食物の成分がほんのわずか含まれると言われています。
そのため、母乳しか飲ませていない場合でも、母親の食べたものから小麦や卵のアレルギー症状があらわれる場合があります。
母乳に見られるアレルゲンは、アレルギー反応が起きる濃度の千分の一ほどと言われています。
その量はごくわずかですが、母親がアレルゲン食品を摂取してから1~5時間ほどは母乳に含まれてしまうと言われています。
母乳に含まれるアレルゲンはごくわずかで、しかもほとんどが抗体にブロックされます。
そのため、通常はアレルギー症状が起きない、起きたとしても軽度であることがほとんどです。
それでも、生後数ヶ月の赤ちゃんに起きたアトピー性皮膚炎が、母親の食事からアレルゲンを取り除くことで改善されることは少なくありません。
血液検査などで赤ちゃんにアレルゲン食品があることが判明した場合、この方法を試してみるといいでしょう。

母乳アレルギーの予防

母乳アレルギーを予防するには母親がアレルゲンを摂取しないようにする必要がありますが、どうしても食べたい場合は食後2回ほど母乳をしぼって、赤ちゃんに飲ませるのは控えれば問題ないでしょう。
その間は、赤ちゃんにあげるためのミルクを用意しておく必要があります。
粉ミルクアレルギーが心配な場合は、治療用のミルクを用います。
赤ちゃんが10ヶ月ほどになると、母親がアレルゲンを摂取しても、ほとんどの場合アレルギー症状は見られなくなります。
母親が食事に気を遣い、アレルゲンを排除する期間はあまり長くないと言えるでしょう。
食事制限は母親自身の健康や生活に深く関わる問題なので、自分ひとりで行うのは危険です。
あらかじめ医師に相談して、行うようにしましょう。

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