*

食物アレルギーの主な原因食品は、年齢で変わっていく

公開日: : 最終更新日:2015/12/18 食物アレルギー


食べ物が原因でじんましんが起きたり、腹痛やぜんそくの症状が起きたりする食物アレルギー。

とくに小さな子供にこのアレルギーを持つ人が多く、食事には大変気をつかう時代になっています。

しかしながら、最近の研究でこのアレルギーの原因となる食品は年齢で変わっていくということが分かりました。

このあたりのことについて、詳しく見てみましょう。

主な原因食品は年齢で変わる

食物アレルギーを発症するのは、なんと0歳からでも可能性があるといいます。

ただし、0歳児の場合は原因となる食物が卵、乳製品、小麦の3つに限定されるのです。

そして1歳になるとこれにイクラなどの魚卵、魚類が加わります。

さらに6歳以上になると蕎麦、海老、小麦が原因食物の上位になる…というように、年齢と共に摂取する食材の幅が広がるためか、原因食物も種類が広がっていくのです。

しかしながら、食物アレルギーの患者数は0歳児がピークであり、それ以降は急激に減っていくという傾向があります。

一見、年齢を重ねるごとに多様化していくように見える食物アレルギーですが、3歳までには食物除去を解除できる症例が多くなるのです。

年齢と共に体質が変わってくる

年齢が進むと、幼児期にピークだった卵や乳製品の割合が低下します。

その代わりに、海老などの甲殻類やピーナッツといった原因食物が入るようになります。

乳幼児に食物アレルギーが多いのは、消化呼吸能力や腸管の免疫機能の発達、体の成長が原因食物に対して過剰に反応するためだと考えられるのです。

年齢を重ねるごとに耐性ができてきて、乳児期に発症しても少しずつ症状が落ち着くケースがほとんどとも言われています。

食物アレルギーの子どもは、乳児の10人に1人とされていますが、3歳児では20人に1人、小学生では50人に1人と大幅に減少しているのです。

適切な処置を行うことができれば、小学生のうちに約8~9割が自然に治るとも言われています。

けれども反対に、小学生になってからや大人になってから食物アレルギーを発症した場合には治りにくく、生涯にわたって続くこともあるので注意が必要です。

スポンサーリンク

関連記事

卵白アレルギーの特徴

卵白アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

卵白アレルギー みなさんは卵白アレルギーについてご存じですか?食物アレルギーには様々な種類があ

記事を読む

そばアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

近年、いろいろなものにアレルギー反応を起こす人が増えています。 その中でも厄介なのは食べ物のア

記事を読む

さつまいもアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

さつまいもは栄養価も高く、蒸したり茹でたりするだけでも食べられるので、赤ちゃんの離乳食に利用する

記事を読む

甲殻類アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

甲殻類アレルギーとは、主にエビやカニ・シャコなどを食べたときに起こるアレルギー反応です。 食物

記事を読む

即時型アレルギーと遅延型アレルギー

ある特定の食物を食べて、体に不快な症状を引き起こす食物アレルギーを持つ人が増えています。

記事を読む

プルーンアレルギーの特徴

プルーンアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

プルーンアレルギーの原因は、プルーンを体内に摂取をすると、アレルギーを発症するものです。 また

記事を読む

ブルーベリーアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

ブルーベリーそのものが原因のアレルギーは比較的少ないのですが、口腔アレルギー症候群には注意が必要

記事を読む

長芋アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

食べると精力アップに繋がるなどすると言われている長いもですが、長芋もアレルギー症状を引き起こす場

記事を読む

とうもろこしアレルギー

とうもろこしアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

とうもろこしアレルギーについて みなさんはとうもろこしは好きですか? 夏の海で食べるとうもろ

記事を読む

食物アレルギーの子供の給食への対応はどのようになっているのでしょうか?

食物アレルギーによって、食べられないものがあるという子どもが増えています。 家庭だけで食事

記事を読む

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

自然免疫と適応免疫

免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひ

→もっと見る

PAGE TOP ↑