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即時型アレルギーと遅延型アレルギー

公開日: : 最終更新日:2015/12/04 食物アレルギー


ある特定の食物を食べて、体に不快な症状を引き起こす食物アレルギーを持つ人が増えています。

食物アレルギーと一言で言っても、その症状は実にさまざまあり、特に小さい子どもの場合にはどんな食べ物で症状を引き起こしているのかを判断することも難しい場合があります。

なお、食物アレルギーは、大きく分けて2種に区別することができます。

ここでは、その2種類のアレルギーについて述べていきます。

即時型アレルギー

特定のものを食べてからすぐに症状が起こるアレルギーのことを指します。

症状が起こるのは、食べた直後から1時間後から遅くとも4時間以内とされています。

主な症状としましては、じんましんや皮膚が赤くなる紅斑、浮腫などが一番多い症状です。

そのほかにも発作や嘔吐、腹痛と下痢などが見られる場合もあります。

さらにひどい場合ですと、血圧が下がって意識が遠のいてしまうアナフィラキシーショックに陥ってしまうこともあるのです。

遅延型アレルギー

一方で、体内に特定の物質を取り入れてから半日から数日経ってから反応が起こるアレルギーもあります。

とくに多いものは、接触性皮膚炎です。

女性の場合には、化粧かぶれと呼ばれる症状が接触性皮膚炎にあたります。

そのほかにも、漆かぶれや金属化かぶれがあり、ゴムや洗剤に反応する人も非常に増えている状況です。

この遅延型アレルギーの症状を起こす人は、治療薬に対してもかぶれを起すことが多いために、なかなか治らないという例もあります。

即時型と遅延型、どちらか一方だけがアレルギーではありません。

どちらの性質も持ち合わせているという人も存在するのです。

たとえば、卵を食べた直後にじんましんが出てしまい、すぐに症状が治まったとします。

しかしながら、数日後にはぜんそくの発作が起きてしまった…というような場合です。

このように、アレルギーの発症傾向は一定ではありません。

また、年齢を経るごとに変化をしていると指摘する専門家もいるほどです。

よく聞く症状だからと軽く見ず、心配があるときには専門家に相談することをおすすめします。

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