*

たけのこ アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

公開日: : 最終更新日:2015/06/30 食物アレルギー


春になると食卓に上る回数の増えるたけのこ。
たけのこを食べたり、たけのこ堀りに行ったりするという人も多いです。
しかし、そのたけのこでアレルギーのような症状を起こす人も少なくありません。
ここではたけのこアレルギーについてまとめていきます。

たけのこアレルギーの原因

たけのこアレルギーといってもたけのこ自体にアレルゲンがあるわけではありません。
たけのこに含まれているアセチルコリンという化学物質の成分によってアレルギー反応を示すのです。
このようにアレルギー反応を起こす可能性のある化学成分のことを「仮性アレルゲン」と呼び、ほかにはヒスタミンやセロトニン、チラミンなどがあります。

たけのこアレルギーの症状

たけのこの仮性アレルゲンであるアセチルコリンは、副交感神経を刺激する働きを持っています。
そのため自律神経失調症状やかゆみ、心拍数の低下、下痢や嘔吐、気管支喘息などの症状が出ることがあります。
たけのこを食べると口の中や喉を通って食道へ運ばれます。
たけのこアレルギーの症状は、この、口腔内や喉がイガイガしたり痒くなったりする症状が起きることが多いです。
多くの場合、症状は一過性で、たけのこを食べた後1~2時間程度で症状は軽減していきますが、体調が悪いときや、もともとアレルギー体質である場合などは同じ症状でも強く出ることがあるので注意が必要です。
また、もともとアレルギー症状のある場合には今のアレルギー症状が強くなることもあるので注意が必要です。

たけのこアレルギーの対処法

そばアレルギーのように激しい症状は起きないので、絶対口にしてはいけないとは言いませんが、たけのこアレルギーとわかった場合はできれば食べないのが一番の対処法です。
しかし、どうしても食べたいときはどうしたらいいのでしょうか。
まずは生で食べないこと。
仮性アレルゲンはほとんどが熱に弱い性質を持っているので、ゆでたり、あく抜きをしたり、下処理することで症状が緩和されることが多いようです。
もともとアレルギー体質の人は一度でもたけのこを食べてみてアレルギー反応が出た場合は食べないほうがいいです。
たけのこアレルギーの症状だけでなく、今あるアレルギー症状まで強くする可能性があります。
また、元気なときは大丈夫だけれど、体調が悪くなると症状が出る人もいます。
少しでも調子が悪いなと感じたときはたけのこを控えるようにしましょう。
上手に付き合えばたけのこアレルギーは回避できます。

スポンサーリンク

関連記事

ナスアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

近年さまざまな食べ物でアレルギー反応を起こし、好きなものを好きなように食べる楽しみが減りつつあり

記事を読む

スパイスアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

スパイスは料理の味のアクセントとして用いられるだけでなく、香水や化粧品など多くの商品に含まれてい

記事を読む

プルーンアレルギーの特徴

プルーンアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

プルーンアレルギーの原因は、プルーンを体内に摂取をすると、アレルギーを発症するものです。 また

記事を読む

さくらんぼアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

食物アレルギーは食べ物の数だけ症例があると言われていますが、さくらんぼもアレルギーを引き起こす可

記事を読む

食物アレルギーの経口免疫寛容とは何でしょう?

特定の食物によって、じんましんが出たりぜんそく発作に苦しむ、食物アレルギーという症状があります。

記事を読む

即時型アレルギーと遅延型アレルギー

ある特定の食物を食べて、体に不快な症状を引き起こす食物アレルギーを持つ人が増えています。

記事を読む

しいたけアレルギーの特徴

しいたけアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

しいたけアレルギーについて みなさんはしいたけアレルギーについて知っていますか? 今回はしい

記事を読む

加工食品のアレルギー表示:<義務品目>7品目と<推奨品目>20品目

特定の食物を接することで、アレルギー反応を起こす人が増えてきました。 そのため、平成14年

記事を読む

酢アレルギーの特徴

酢アレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

酢アレルギーについて みなさんは酢アレルギーがあることを知っていますか? お酢は日本料理の調

記事を読む

イワシアレルギーの特徴・症状・対策・仕組みなど

イワシを食べたあとに体調が悪くなった場合、イワシアレルギーの可能性もありますが、別の症状を起こし

記事を読む

水疱性類天疱瘡を詳細に:原因,症状,検査,治療など

水疱性類天疱瘡とは 水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいて

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

→もっと見る

PAGE TOP ↑