*

アレルギー性喘息に影響するアトピー素因とは?

公開日: : 最終更新日:2015/11/13 アレルギー性喘息


喘息は遺伝性があり、アレルギー性喘息は遺伝による影響が大きいといわれています。

アレルギーは体内に侵入した物質への過剰反応によって引き起こされるもので、正しい機能が異常を起こすことで人体にとって有害な状態になり、この問題を引き起こしやすい状態を「アトピー素因がある」と表現します。

アレルギー性喘息とは?

喘息の原因はさまざまなものが挙げられますが、そのうちの一つがアレルギーで、これにより引き起こされるタイプがアレルギー性喘息となります。

引き起こされる症状は発作性の呼吸困難となりますが、アレルギーが原因となり症状があらわれます。

外物質が体内に取り込まれると、アレルギー反応を引き起こし、これにより気道部を収縮させ呼吸困難を招いてしまいます。

アレルギーを引き起こす外物質は多々あり、カビやダニ、ホコリなどが代表的で、ハウスダストと呼ばれ室内においてとくに注意が必要なアレルゲンとされています。

また室外でもあらゆる植物の花粉などがアレルギーの元となり、日常で口にする食べ物もアレルギーになりかねず、アレルギー性喘息の場合はアレルゲンへの理解が治療のポイントともなります。

アトピー素因とは?

アトピー素因は喘息以外にも、鼻炎や結膜炎、皮膚炎などの症状にも関わっています。

家族にこれらの病気を患っていた人がいる場合は、本人も患うリスクがあり、つまりは遺伝的なものとなります。

またアレルギー反応と関係が深いIgE抗体を発生させやすい体質もまた、アトピー素因とされます。

ただし、アトピー素因があることで必ずアトピー性疾病が発症するとは限らず、逆にアトピー素因がないことでアトピー性疾病にかからないとは限らず、これが絶対的な原因と断定することはできません。

アレルギーは、持たない人にはあまり理解されにくい悩ましい存在です。

ちょっとした過剰反応だけで済めば良いですが、喘息に至り呼吸困難を招けば命の危険性も発生します。

自身のアトピー素因について理解がない場合は、ご家族に一度、過去にそのような症例があったかを調べてみたり、病院でアレルギーについて検査してもらったりすることで、喘息を含むアレルギー疾病のリスクを下げられるでしょう。

スポンサーリンク

関連記事

運動誘発喘息の防止対策について

運動誘発喘息の防止対策について

運動などで体を激しく動かせば息が切れ、ゼーゼーと呼吸が荒くなってしまうのは正常な状態ですが、喘息

記事を読む

アレルギーの人に多い咳喘息に注意!

毎日当たり前のように咳が出たり、風邪は治ったはずなのに、咳だけが止まらなかったりという状態に困っ

記事を読む

抗アレルギー薬について

アレルギー性喘息:抗アレルギー薬の使い方のポイント、副作用

抗アレルギー薬は予防薬として、他の薬と組み合わせたりして使用されることが多い薬です。 つま

記事を読む

経口ステロイド薬について

アレルギー性喘息:経口ステロイド薬の使い方のポイント、副作用

経口ステロイド薬は、喘息の治療薬として最も効果のある抗炎症薬であるといわれています。 経口

記事を読む

成人喘息は完治する事はあるのか?

喘息は子どものかかる病気のイメージが強く、また子どもの頃に患ってしまい、大人になっても困ってしま

記事を読む

喘息をお持ちの妊婦さんは悪化に注意!

妊娠されている方は、ご自分だけでなくもう一つの大切な命を抱える重大な役割を担っています。

記事を読む

喘息の薬に、コントローラーとリリーバーとが有る理由は?

喘息は呼吸困難を招き、命を落としてしまう危険すらある決して侮れない病気です。 現代では効果

記事を読む

腹式呼吸で喘息のつらさを和らげる

喘息を患っていると、通常よりも呼吸が困難になります。 症状が悪化して呼吸がつらくなるほどの

記事を読む

ウイルス感染対策について

インフルエンザの感染に要注意!

喘息を抱えていると呼吸がつらい症状に悩まされることから、同じく呼吸を困難とする風邪、そしてインフ

記事を読む

喘息発作が起こりやすい時期・季節・天候を知ろう

突然に症状があらわれ呼吸困難の危険すらある喘息は、日常生活において非常に厄介なだけでなく、時には

記事を読む

グッドパスチャー症候群を詳細に:原因,症状,検査,治療など

グッドパスチャー症候群(ぐっどぱすちゃーしょうこうぐ

B細胞と抗体による体液性免疫

免疫には抗体が関係する体液性免疫、そして抗体が関係しない

免疫グロブリン製剤の働き・取り方・副作用・代表的な製剤などについて

人間の体は血漿成分によってさまざまな脅威から保護されてお

リンパ組織とは

生体防御のなかで重要な役割を果たすものをリンパ球といい、

自然免疫と適応免疫

免疫にはいくつか種類があり、自然免疫と適応免疫も免疫のひ

→もっと見る

PAGE TOP ↑